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グンデル

  • やぶくみこ
  • 2016年10月2日
  • 読了時間: 1分

グンデルという楽器はガムランのいろんな楽器のうちのひとつで、ガムランを始 めてすぐの頃から一耳惚れした楽器だった。 鍵盤をひとつたたく、ふたつめをたたいて、音を少しかぶせてひとつめの音をと める。紙と紙を張り合わせるのにのりしろがあるように音をつなげてい く。 余韻を張り合わせて繋いでいく。

通常は単独で演奏することはなく、アンサンブルの中で演奏される。ガムランにもいくつか編成があって、最小編成で演奏されるアンサンブルには含まれているものの、独奏というのは伝統的にはない。 ないから作ることにした。といえば早いけれど、伝統的な奏法がベースにある中で、そこから逸脱していく作業は、この楽器の魅力に一から出会っていくところからだった。


 
 
 

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