浮音模様まで。
浮音模様まで ガムランと出会ってもうすぐ10年になる。 当時、留学先のイギリスのヨーク大学にガムランがあった。ガムランに興味があって選んだ大学というわけではなく偶然に出会う。ガムランの入口はとても広く て易しいが、とんでもなく奥が深い。ひとたび入ってしまえばたちまち戻れな...
お茶
今回、給仕を務めて下さる二人は、かなもりさんの作品に出演していたふたり。 本の向こうから飛び出してきたような、すてきな2人です。 お茶やお菓子をいただく時間も、かなもりさんの世界に浸れます。 月や星のお菓子を用意してお待ちしております。
浮音模様
即興という言葉に違和感がある。何かを説明しているようにも思えないのと、ある種のイメージがもうすでについてしまっている気がして、どうにも苦手に感じている。 それでも他に表す言葉がないので、即興というしかないのだけれど。 即興と言わず、自分のしていることを説明するのにどう表し...
かなもりさん
かなもりさんとの出会いは6年前。「ヴァリアント」を見て、他の作品も見せて いただいて、ほんとうにショックをうけた。 センスがいい、なんて簡単に言ってはいけない。丁寧な仕事の連続。作品のひと つひとつに、語りつくせないエネルギーと愛情がこもっている。 ...
お箏のはなし
イギリスのその大学のガムランの部屋の隅に箏が包まれて立てかけられていた。 (壁にはインドの楽器がずらりと並んでいる。) 誰に聞かれたかは覚えていない、その時に「あれ弾けるんでしょう?」ときかれ て、「No」としか言えなかった。 ...
グンデル
グンデルという楽器はガムランのいろんな楽器のうちのひとつで、ガムランを始 めてすぐの頃から一耳惚れした楽器だった。 鍵盤をひとつたたく、ふたつめをたたいて、音を少しかぶせてひとつめの音をと める。紙と紙を張り合わせるのにのりしろがあるように音をつなげてい く。...
ガムランとの出会い
ガムランと出会ってもうすぐ10年になる。 イギリスの留学先の大学にガムランがあった。ガムランに興味があって選んだ学 校ではなく、ほんとうにたまたま。 ガムランの入口はとても広くて易しいが、とんでもなく奥が深い。ひとたび入っ てしまえばたちまち戻れなくなってしまう。...